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ジョブホッパーの定義は?転職で不利?面接での対応方法について解説!

転職回数が多くて、ジョブホッパー気質がある人向けに、ジョブホッパーのデメリット・メリットについて解説します。さらに、転職面接における対策方法について解説していきます!

目次

ジョブホッパーとは

ずんだもん

そもそも、ジョブホッパーってどういう意味なのだ?

皆川

ジョブホッパーの正式な定義はないみたいだね
ただ、一般的には短期間で頻繁に転職を繰り返す人を指すみたいだよ

ずんだもん

短期間で頻繁に転職を繰り返すというのは具体的にどれくらいなのだ?

皆川

例えば、一つの場所に3年未満しか在籍せずに転職を繰り返している人だよ。
ただ、定義がないとおり、年齢によっても捉え方が変わってくると思うよ

ずんだもん

どういうふうに変わってくるのだ?

皆川

例えば20代なら、在籍年数が2,3年以内の転職を複数回していてもジョブホッパーとみなされない可能性があるけど、30代を過ぎると3年以内の転職が多いとジョブホッパーとみなされたりね。
ジョブホッパーの考え方は求職者の年齢や採用側の捉え方によって異なるよ。
ジョブホッパーと思われやすい人については、後で話すね

ジョブホッパーのデメリット・メリット

ジョブホッパーのデメリット

ずんだもん

やはりジョブホッパーはデメリットが多いのか?

皆川

まず、求職者側のデメリットは、忍耐力や長期間PJのスキル等、長期間働くことで得られる能力が得られない可能性があることだよ
さらに、こういった能力が身に着いていないと、採用者側に判断されやすいことだね。
結果的に、採用されるための十分な能力があっても正当に評価されない可能性があるよ

ずんだもん

特定の能力って具体的になんなのだ?

皆川

それは、採用側のデメリットに書いているよ
このデメリットは、必ずしもすべてのジョブホッパーに当てはまるわけではなく、あくまでも可能性として採用側に抱かれやすいというものだよ

忍耐力がない

ずんだもん

嫌なことや困難な壁があるとすぐ転職してしまう人がいるのだ!

皆川

うん、そう思う。自分も、仕事でちょっと嫌なことがあるとすぐにビズリーチで求人を検索するからね。
特にコンサルのように流動性が高い業界だと、こういう考えで気軽に転職をしてしまう人は多いように思う。

ずんだもん

採用側に忍耐力がないって思われないようにするにはどうすればいいのだ?

皆川

一つ一つのプロジェクトでいかに困難な状況に陥って、それを粘り強く対応し、完遂させたかを説明する必要があるよ

人間関係を築けない

ずんだもん

ジョブホッパーは人間関係を築けないと思われやすいのか?

皆川

転職理由の一つとして職場環境・人間関係を上げる人が多いからね。周りの環境が本当に悪かった場合もあると思うけど、結果として転職を選んだのはジョブホッパーであることは事実だからね。
採用側からすると、もし職場になじめなかったらすぐ辞めてしまう人って思われる可能性がある。

ずんだもん

これはどういうふうに説明すればよいのだ?

皆川

普段から職場環境の構築に貢献していることを説明する必要があるね。出社比率を高めて対面のコミュニケーションを重視しているとか、1 on 1を積極的に活用していたり、勉強会の開催を実施したりとかね

スキルがない可能性

ずんだもん

なんでジョブホッパーはスキルがついてないと思われやすいのだ?

皆川

ものすごく仕事ができる人を除いて、通常数年経験しないと仕事は覚えることができないからね。
例えば20代なら最初の1年で仕事を覚えて、2年目で仕事を回せるようになって、3年目でバリューを発揮するぐらいのイメージだと思う。
もちろん、30代以上の経験豊富な人なら1年目からバリューを出していかないとだけどね
だから、短期離職をしている人は、PJ遂行に本当に必要なスキルが足りないと思われやすいよ

ずんだもん

ここはどう説明すればいいのだ?

皆川

可能なら、ちゃんと昇進して認められているところを示したいよね。
昇進は成長のあかしだからね。
あとは、個別プロジェクトでどういった仕事を覚えて、どんなバリューを出せるようになったかを説明できたほうがいいと思う

すぐ辞めてしまい採用コストが高い

ずんだもん

ョブホッパーだから、すぐ辞められると思われるのは仕方ないのだ( ノД`)シクシク…

皆川

うん、ジョブホッパーなんだから、すぐ辞める可能性が高いのは事実だよね。
一般的に、中途の採用コストは5年ぐらいかけないと回収できないと言われているよ。
5年以内に辞められるぐらいなら、コンサルやベンダーに外注した方が安上がりだよ

ずんだもん

ここはどう対策すればいいのだ?

皆川

思い描くキャリアパスを説明しながら、長期的に働いて会社に貢献する意思を説明するのがよいと思うよ

ずんだもん

なるほどなのだ。採用側からしたらジョブホッパーに対してネガティブなイメージを持つことがあるから、面接の各所でイメージを払拭していく必要があるのだ

ジョブホッパーのメリット

より良い給与と福利厚生

ずんだもん

やっぱ転職すると年収があがるのか?

皆川

人によりけりだけど、待遇を向上させるために転職を望んでいる人がいるからね。
採用側は、新卒採用と違って、特定領域特化の専門的スキルを持った人材を探しているから、どうしても人材供給が少なくなる。だから求職者有利な状況が多いよね。
そのため好待遇の場合が多い

幅広い人脈が形成される

皆川

、転職回数が多い人と話していると、やっぱいろいろな業界に知り合いがいて、実情も詳しく知っている印象だよ。
人脈が多いと、今後のキャリアを考えるうえで有利になる可能性があるね

コミュニケーション力が高まる

ずんだもん

さっき、採用側のデメリットとして、人間関係を築けないっていっていたから矛盾しているのだ!

皆川

ん、ここは微妙なところだね。
転職回数が多い人は、転職のたびに新しい環境で人間関係を築く必要があるから、コミュニケーション能力が高くないと上手くオンボードできないのは事実だよ。
一方で、結果的にうまく人間関係を築くことができなかった結果、再度転職している可能性もあるね

キャリア・スキルの幅が広がる

皆川

同じソリューションを扱うにしても、組織によって異なる部分はあるし、周辺領域に関わることもあるだろうからスキルの幅は必ず広がるよね
ただ、スキルが横に広がっていっても、深く広がらないことがあるから注意が必要だね

常に新しいことに挑戦できる

皆川

新しいプロジェクト、異なるやり方、新しい環境で働くから、これまでの慣れをリセットして挑戦できるのは素晴らしいことだと思うよ。
その代わり、環境を変えるのはかなりのストレスだから大変だと思うけど

自信がつく

皆川

転職したことがない人って、他の環境でうまく働けるか不安になることが多いよね。
一方で、転職経験がある人は、ある程度、自分がどこまで通用するかがわかってくるから、他に行っても大丈夫だろうって自信が付くんだ。そして、将来に対する漠然とした不安が減るよね

ずんだもん

企業側からもジョブホッパーを採用するメリットがあるのだ!

PJTベースの仕事に適している

皆川

ジョブホッパーの人は、長期的に働いて実績を上げているわけではなく、個別プロジェクトベースで成果を上げているケースが多いこと、経験が豊富だから、個別プロジェクトの要件に合致する可能性が高いんだ

適応力の高さ

皆川

メリットの裏返しでもあるけど、ちゃんと活躍できている人の場合、どんな環境でも高いパフォーマンスを発揮できると思われるね

柔軟な思考力

皆川

他社での経験があるから、自社社員では思いつかない方法や思考ができるのはメリットだね

ジョブホッパーと思われてしまう人

ずんだもん

そもそもジョブホッパーって具体的にどれくらいの回数を転職したらジョブホッパーって思われるのだ?

皆川

うん、これは採用者側が個別に判断することだから明確な定義はないけど、自分の経験の中で説明するね

ジョブホッパーと思われない境目

20代:転職回数2回以内、平均2年以上在籍

30代前半:転職回数3回以内、4年以上在籍した会社が1社以上ある

30代後半:転職回数4回以内、5年以上在籍した会社が1社以上ある

皆川

20代はキャリアや専門性が定まっていないこともあり、最近は、在籍期間が短くて転職を繰り返している人は多いね。2回も転職していると、若干違和感を感じるけど問題ないと思うよ。
30代以降になってくると、一度でも一定期間以上働いた経験がないとジョブホッパーと思われてしまう可能性が高いね

ずんだもん

やっぱり、1社でもいいから長く働く経験は必要なのか?

皆川

うん、絶対必要だと思う。採用側からしたら、一度も継続して3年以上働いた経験がない人を雇うのはかなりリスキーだからね。
逆に、短期離職が多くても、直近の会社で一定期間以上働いた経験があると安心するよね

皆川

求職者の年齢にもよるけど、一つの目安として3年は考えた方がいいと思う。できたら5年だけど

ずんだもん

石の上にも三年だから3年なのか?

皆川

さっきも言ったけど、3年ぐらい働くと、ある程度、業務の経験値があるって思えるよね
もちろん、1年で結果を出す人もいるから目安に過ぎないよ

スキルを身に着けるためのプロセル

仕事を一通り経験 (1年)→仕事を一人でデリバリー (1年)→バリューアップする(1年)

ジョブホッパー気質がある人

ずんだもん

次にどんな人がジョブホッパーになりやすいのだ?

皆川

独断と偏見が強いけど、これかな
・飽きやすい
・短期目標志向

飽きやすい

皆川

うん、自分もそうだけど、ずっと同じ仕事をしていると飽きるよね。
同じソリューションを使うにしても新しい環境でやりたいって人は多いと思うよ
特に、ジョブ型の人は、同じ仕事を数十年とやることになるわけだから、総合職の人より飽きやすい環境にいることになるよね。
周りと話していると、だいたいみんな、飽きてきたからそろそろ転職してもいいかなーって言っているよ(笑)

ずんだもん

みんな軽いのだ!

短期目標志向

皆川

長期的なキャリアというよりも目の前の給料やプロモーション等を重視する人だよ。
給料やプロモーションって、長期的な目線でみたら転職しない方が有利な場合が多いけど、短期的には転職したほうが有利な状況が多いからね
もちろん、最終的なキャリアのロードマップを引いたうえで、短期離職しながら最終目標に向かっていく人もいるけどね

ジョブホッパーとしてネガティブなイメージを持たれないように

ずんだもん

これまでの話を聞いているとジョブホッパーって悪いイメージが強いのだ!

皆川

うん、そうだね。少なくとも今の日本では、ジョブホッパーってあまり良いイメージがないよね。

ずんだもん

でも、優秀な人も沢山いるのだ!

皆川

うん、そうだね、優秀で結果も残しているのに、ジョブホッパーって思われるのはもったいないよね

ずんだもん

どうすればいいのだ?

皆川

さっき、ジョブホッパーのデメリットのところで説明したように、面接官が持っているネガティブなイメージを払拭できるように職務経歴書や面接の中で払拭していくことだね。
あと、日本でもジョブ型採用が増えてきたから、今後、必然的にジョブホッパーも増えていくのは必然だと思う
大事なことは、ちゃんとキャリアの軸を持っていることだね
そして、所属した会社で学んだこと・できるようになった成果を説明できるように経験を積むことだと思う。
キャリアに一貫性があれば、説明に納得感もでるからね

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