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[体験談]BCG/戦略の中途面接レポート

ボストンキャリアフォーラム経由でBCGの内定を取られた方の体験談です

目次

転職活動結果概要

転職体験談のご回答者様について

・学歴

ケンブリッジ大学 博士課程

・当時の年齢

20代後半

・職歴

修士卒業→広告運用コンサル(サイバーエージェント子会社)→博士課程

・転職時の年収

600万円(大学からの給与+奨学金)

・転職検討理由

経済的安定のため。アカデミックな知見を実社会に生かしたいと感じたため

BCGの転職体験談

ボストンコンサルティング
グループ選考結果概要

選考結果概要

・選考結果

内定

・オファー年収

630万円

・オファー年収内訳

残業代込

・採用部門

戦略コンサル

・採用職階

ジュニアコンサル

・選考フロー

書類→面接3回→Webテスト

適正検査

・種類

よくあるWebテストのシステムでした。言語と算数のようなもの、英語があったと思います

・対策

対策はせず

一次面接

・面接方法

対面

・面接官

5年目のスタッフ(役職はシニアコンサル?) 1名
外国人(工学系のPhDを持っている方)。面接は英語と日本語のどちらでやりたいか尋ねられ、日本語を選択。東大に留学し、博士号を取得後、新卒でBCGに入社と言っていた

・面接の流れ

双方の自己紹介(3分)⇨ケース問題2題(25分) 計30分

面接官

趣味はなんですか?

応募者

ラインニングです

面接官

それでは、日本でのランニングシューズの市場規模推定をお願いします。さらに市場全体に対する売上改善施策の検討もお願いします

ケース面接

お題

 日本におけるランニングシューズの市場規模(思考時間3分)

回答

プロ向け、一般向けに市場を分け、一般向けについて回答することを宣言

ユーザーを年間走行距離で3層に分解(ライト層, ミドル層, ヘビー層)。

日本人のうち、ランニングを趣味とする人が10人に1人いると仮定し、ユーザー人口を1000万人と見積もる。

そのうち、ライト層800万人, ミドル層150万人, ヘビー層50万人と仮定。

ランニングシューズの買い替え頻度を層によって設定(ライト層 年間1足購入, ミドル層 年間2足購入, ヘビー層年間4足購入)。

ランニングシューズの金額を1足1万円と仮定。

これらを踏まえて、

(8,000,000*1*10,000)+(1,500,000*2*10,000)+(500,000*4*10,000)=13億

と推定

続く議論の中で、精緻化できるポイントがあるかを聞かれ、

ランニングシューズの単価を、層によって変えても良かったと答えた。

また、プロはごく少数なので、ヘビーユーザーに含めても良いのではという指摘もあった

お題

  50年後の自動車の在り方と、それが社会に与える影響はどのようなものでしょう?(議論をしながら10分程度)

回答

性能自体の向上もあるが、よりドラスティックな影響が考えられる。

例えば現在は道路という二次元でしか使えないため、渋滞や、他の交通機関との役割分担がなされるが、空を飛べるようになるだけでもカスタマイズされた移動が可能になる。

また、1台あたりのサイズ制限も緩和されるため、住居と移動の境が薄くなり、もしかすると家を持たなくても良い生活に繋がるかもしれない。

現在、運転を趣味とする人たちからのニーズは依然としてあるため、走ることを楽しむための自動車と、インフラとしての自動車が二極化すると考えられる

一般質問

面接官

なぜ数あるコンサルティングファームからBCGを選んだか?

応募者

Matureな人が多く、ガツガツしていないと感じたから

逆質問

応募者

激務と聞くが、母国での働き方と比べてどうか?

面接官

裁量制なので、与えられた時間の中で最大のパフォーマンスを出すように努力している。一時的に忙しくなる時期もあるが、基本的にはコントロール可能で、そこまでストレスは感じていない

応募者

戦略ファームの中でBCGの強みや、働く上での利点は何か?

面接官

官公庁の案件もあり、民間の事業会社よりもマクロな視点で社会と向き合える

面接を終えての所感

応募者

正解のない問題なので、議論をしながら、時折入る指摘をどう受け止めて、思考を深めるかが見られていた。最終面接はよりその傾向が顕著で、禅問答のように「答えては掘り下げの質問を受けて」というやりとりを1時間行った

二次面接、三次面接

省略

転職活動を終えての所感

選考スケジュールについて:

ボストンキャリアフォーラムで、数社まとめて受けました。

事前Webテストなどを除けば、実質3日間で複数社内定が獲得でき、かつカウンターオファーで条件の改善ができたので、コスパが良かったです。

BCGの選考について:

ほとんどのファームは基本的なフェルミ推定でしたが、BCGはかなり抽象度が高い話題で、粘り強く考えられるかどうかが問われていると感じました。

正解に辿り着こうとするのではなく、面接官との対話で議論を深めていくという意識が大切に思います。

スタッフには柔らかな印象の方が多く、良くも悪くもファームの雰囲気に合わせた採用をしているようです。 

転職体験談のご提供依頼(謝礼有)

コンサルティングファームや総合商社の中途採用面接を受けられた方に転職体験談の提供依頼をしています

謝礼(500円から2000円)を用意しておりますのでぜひ、ご協力をお願いできないでしょうか

ご協力いただける方は次のページからご回答をお願いします。

解説:Big4、アクセンチュアのその他情報について

・Big4やアクセンチュアの給料や組織についての紹介

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・Youtube:みながわRチャンネル

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