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[体験談]EYSC/30代後半(社会人MBS)から未経験コンサルへの挑戦

30代後半、社会人MBAを持って、メーカーから未経験でコンサルへの挑戦です。30代後半でコンサルに挑戦する際に何が課題となるのか!!

目次

転職活動結果概要

転職体験談のご回答者様について

・学歴

某国立大学大学院 経営学研究科(国内社会人MBA、2022年卒業)

・当時の年齢

30代後半

・職歴

新卒→国内インフラ企業→大手総合電機メーカー→大手機械メーカー(職種は購買調達SCM領域が主です)

・転職時の年収

650万円

・転職検討理由

(1)購買調達SCM領域の知識、危機管理やBCP業務の経験をベースに、専門性を磨き、キャリアパスを拡大したかったため。
(2)当時の勤務先の社内プロジェクトとして、SAP S/4 HANAなどERP移行案件に業務側メンバーとして参画しており、コンサルとしてより専門性を高めたかったため。当時の勤務先は日系大手メーカーであり、日系企業でありがちなジョブローテーション、メンバーシップ型雇用のため、専門性が磨きにくいと感じていた。
(3)当時の勤務先は課長級の管理職への昇進が40歳前後と遅い傾向。社内で昇進するよりも社外へ転職した方がキャリアを磨きやすいと考えたため。
(4)働きながらMBAを取得した際、独立起業して活躍している同級生から良い刺激を得たために、チャンジングではあるものの、コンサルを含む未経験の分野へ転職することも考えるようになったため。

この体験談のご提供者が利用したエージェント

JAC Recruitment
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
料金無料

JRC Recruitmentに無料相談をする!

JAC Recruitment [ジェイ エイ シー リクルートメント]
応募者

職務経歴書の添削、模擬面接、業界情報の提供が適切だった。

EYSCの転職体験談

選考結果概要

選考結果概要

・選考結果

最終面接不合格

・オファー年収

・オファー年収内訳

・採用部門

・採用職階

・選考フロー

書類→Webテスト→一次面接→二次面接→バックグラウンドチェック→最終面接

適正検査

・種類

TG-Web

・対策

なし

一次面接

・面接方法

WEB面接

・面接官

シニアマネージャー 1名
穏やかそうな雰囲気の男性の方だった。丁寧な説明をされていた。

・面接の流れ

自己紹介(3分)→転職を考えたきっかけ(3分)→EYを志望する理由(3分)→一般質問(20分)→逆質問(10分)

一般質問

面接官

新型コロナウイルス流行時に実施した対策の内容は?

応募者

最初は製造部門などの他部門と協力し、緊急的に安全在庫を確保し、工場のラインストップを防止した。その後は、戦略的に主力製品は部品在庫を確保するようなルールをチームで定めて運用した。課題は部品在庫の保管費用増加、物流コスト増加であったが、工場のラインが停止することによる損失、影響を試算比較した結果、小さな支出と評価した

面接官

日本企業が抱えていると考えている購買調達業務での課題は?

応募者

.購買調達的な側面では2つあると考えており、一点目は中国に依存したサプライチェーンとなっていること。二点目は日本国内の中小企業を中心とする人手不足などへの対応が難しいこと。 ITシステム的な側面では、社内の業務要件を満たそうとするあまり、SAPのERPなどをはじめとするシステムのアドオンやカスタマイズが多い点。また、事業所や部門単位でもシステムが乱立している傾向がある点。業務標準化が必要と強く感じている

面接官

他社の選考状況は?

応募者

コンサルティングファームを中心に数社にエントリー中。その中ではEYの志望度が一番高い。

逆質問

応募者

内定後、入社前に読んでおくべき本は?

面接官

ロジカルシンキングの本などを推奨する

面接を終えての所感

応募者

コンサル転職を意識して初めて受けた面接であり、非常に緊張していたが、購買調達SCMでの課題解決の経験などを評価いただけたと感じている

二次面接

・面接方法

WEB面接

・面接官

ディレクター 1名
40代から50代と思われる男性。落ち着いた口調で、丁寧な説明をされていた

・面接の流れ

自己紹介(3分)→転職を考えたきっかけ(3分)→EYを志望する理由(3分)→一般質問(20分)→ケース面接(20分)→逆質問(10分)

一般質問

面接官

コンサルティングファームの中でもEYを志望する理由は?

応募者

他のコンサルティングファームよりも、組織や国境を越えた連携が実現できている印象であり、自分自身の業務経験を役立てることが可能ではないかと考えたため。また、プロジェクトドラゴンとしてコンサルティング業務を拡大している点や、社会課題解決について他のファームよりも実際に行動されている点も印象的。自分自身、大学教員と共に障害者雇用に関する支援活動をボランティアとして行っており、社会課題解決にも関心がある。

面接官

新型コロナウイルス流行時の緊急的対策の内容は?

応募者

最初は製造部門などの他部門と協力し、緊急的に安全在庫を確保し、工場のラインストップを防止した。その後は、戦略的に主力製品は部品在庫を確保するようなルールをチームで定めて運用した。課題は部品在庫の保管費用増加、物流コスト増加であったが、工場のラインが停止することによる損失、影響を試算比較した結果、小さな支出と評価した。

面接官

一次面接では、中国に依存したサプライチェーンが課題とコメントされていたが、どのような解決策が考えられるか?

応募者

業種や製品にも依るが、基本は地産地消だと考えている。中国国内で販売する製品は部品を中国国内で調達し、最終組み立ても中国で行う。日本国内で販売する製品はは部品を日本国内で調達し、最終組み立ても日本で行うといったようなイメージを描いている。 また、会社が打ち出したい戦略やコンセプトにも依ると考えている

面接官

ITシステムの利用に関する日本企業の課題は?

応募者

基幹システムとなるITシステムに、不要なアドオンやカスタマイズが多いことが課題と考えている。原因として、業務要件、業務フロー、業務プロセスの改善が不十分なまま、ERPなどの基幹システム導入を進めている背景があると考えており、単純なITシステム導入だけではなく、業務内容の見直しも必要と考えている。

ケース面接

お題

クライアント企業様の調達コスト削減をコンサルする場合、プロジェクトの初期段階ではどんな観点からヒアリングするか?

回答

応募者

・最初に会社全体での支出金額の全体像をヒアリングし、その後で事業所単位の支出金額規模、あるべきコスト構造やコストダウン目標をヒアリングするイメージ。
・次に直接材、間接材といった区分を行い、支出の大きな部分について製品やサービスごとに更に調べる。
・続いて、具体的な品目、勘定科目などを深掘りし、コストダウンに向けたターゲットをより詳細に絞っていくプロセスをイメージしている。

面接官

・回答は基本的に製造業目線での内容だったが、金融業などの他業界ではどんな提案が可能かも聞いてみたい。
・恐らく、購買部門などが存在するクライアント様へのコンサルティングをイメージしているのだと思うが、仮にコストを管理する部門が無いようなクライアント様であればどんなプロセスになるのかも聞いていたい。

逆質問

応募者

転職後に早期にキャッチアップしている方の特徴を教えて下さい

面接官

分からない部分を整理して周囲の方と協力して課題解決している人と考えている。

面接を終えての所感

応募者

ケース面接では色々と指摘をいただいたため、不合格と思っていたが、まさかの二次面接通過で驚いた。

最終面接

・面接方法

WEB面接

・面接官

パートナー 1名
50代と思われる男性、非常に丁寧な口調であった

・面接の流れ

自己紹介(3分)⇒一般質問(30分)⇒逆質問(10分)

一般質問

面接官

転職を考えた理由は?

応募者

主に二点あり。
一点目は、空調機器メーカーの購買調達SCM部門で新型コロナウイルス流行時の緊急的対策などを経験。その他にも、後継者不足による部品メーカーの廃業、物流の2024年問題など、多くの企業がサプライチェーンマネジメントに関する課題を抱えている中、自分自身の経験や知識を活かし、企業が抱える課題解決が出来ないかと考えているため。

二点目は、社会人MBA、プライベートでの勉強会、中小企業診断士の勉強などを通じて多くの気づきや出会いがあり、自分自身の持つ知識や経験、心構えが異分野の企業・団体での課題解決、困りごと解決のお役に立てるかも知れないと気付いたため。 具体的には、社会人MBA時代に、大学教員らと運営する勉強会で多くの出会いや経験があり、医療従事者の方、スタートアップ企業経営者の方、として事務所を立ち上げてコンサルタントとして働いている方などとの出会いがあったこと。 SCMのみならず、人材領域、医療福祉領域でも自分自身の貢献可能性をイメージできるようになったため。こうした、業務経験、社会人MBA、ボランティア活動、趣味なども含めた経験、得意分野を活かし、「人生100年時代」を見据えたキャリアを実現したいため。

三点目は、現職で取り組んでいたCOVID-19の緊急対策業務が落ち着き、自分自身の将来の人生やキャリアを考える時間を確保できたため。 具体的には、新型コロナウイルス流行による、中国や東南アジアでのロックダウン時の緊急的な物流ルート確保や部品安全在庫確保、サプライチェーンのTier5までを見据えたリスク調査、部品在庫の運用業務運用ルールの見直し、次期基幹システム(ERP)移行を見据えたIT部門への改善要望などが一段落。やりがいを持って取り組んだ上記業務に達成感を感じていると同時に、キャリアの棚卸を行い、転職を意識してみるようになったため。

面接官

ーカーからコンサルティングファームへ転職を考えている理由は?

応募者

メーカーの購買調達SCM部門では、個別具体的な対策などの実務を行っていたが、実務ベースだけではなく、調査段階、計画段階、企画段階からも取り組むことが必要だと考えているため

面接官

EYを志望する理由は?

応募者

他のコンサルティングファームよりも、組織や国境を越えた連携が実現できている印象であり、自分自身の業務経験を役立てることが可能ではないかと考えたため。また、プロジェクトドラゴンとしてコンサルティング業務を拡大している点や、社会課題解決について他のファームよりも実際に行動されている点も印象的。自分自身、大学教員と共に障害者雇用に関する支援活動をボランティアとして行っており、社会課題解決にも関心があるため。 また、他社のカジュアル面談、一次面接では、規模拡大を急ぎ過ぎて大量採用していたり、案件が特定の大型IT案件に依存しすぎているような印象があり、違和感があった。

面接官

これまでの職務経験から得た強み、入社後に活かせると考えていることは?

応募者

まず一点目は、
事業会社での購買調達SCMに関する幅広い経験があることが強みです。 インフラ系企業、B to Bメーカー、本社や事業所と様々な場面で、コストダウンや納期管理のほか、業務プロセスの見直し、グループ企業を含む組織の見直しを行いました。更に、SAPなどのIT導入やカスタマイズにも携わったことがあり、引き出しが多いことが強み、活かせる点だと感じています。COVID-19流行時、緊急対策などにも携わったこともあり、BCPや危機管理にも自信があります。

二点目は、
経営管理にも関する事柄にも携われたことです。 自分から名乗りを挙げて役員向け報告や関連する資料作成もさせていただいた他、部門の年間方針の策定、取引先企業様向けの大規模な年間業務説明会、管理会計的な予算管理の取り組みのほか、部内での人材育成や教育の企画や実行などにも携わったことがある点も活かせると感じています。 その他、自分自身は管理職では無いのですが、プロジェクトの小チームや改善活動などで若手社員や契約社員の方など、3人~5人の方をまとめて活動した経験もあり、こういった経験も社内あるいは社外の協力会社の方との関係構築で活かせると考えています。

面接官

他社選考状況は?

応募者

EY殿以外に、数社のコンサルティングファームにエントリー中。 うち、2社は最終面接の案内をいただいている段階。 EY殿の志望度が高いため、日程は2週間以上先の予定で調整をいただいている

逆質問

応募者

自分自身、業務の他に社会人MBAや大学教員との勉強会、中小企業診断士の勉強などを行っているのですが、至らないところがたくさんあると認識しています。
キャッチアップなどについてご教示ください。
コンサルタント未経験であり、キャッチアップの必要性を自覚しています。 入社前までに習得しておくべき知識や勉強などがあれば教えて下さい

面接官

基本的にはロジカルシンキングやドキュメンテーション能力の向上が必要になると考えている。事業会社時代の経験はそのままでは生かせないことも多いと思われるが、諦めないことが必要だと考えている

応募者

サプライチェーン関連の事柄に関しても、将来的にリスクリサーチ、リスクコンサルティングといった危機管理の重要性が高まってくると考えており、自分自身としてもプロジェクトに取り組みたいほど非常に関心があります。貴社事業での具体的な取り組み事例があればご教示ください

面接官

個別具体的な内容は紹介できないが、基本的には案件次第、クライアント様からの要望に応じた取り組みを行うことが基本

面接を終えての所感

応募者

面接官の方に向けて、専門性などをアピールしたつもりだったが、キャッチアップなどの難しさについてのコメントもいただくなど、手ごたえが無かったが、やはり不合格だった

転職活動を終えての所感

活動通じての感想

一次面接、Webテストは比較的簡単に通過できたものの、EY、PwC、アクセンチュアは最終面接で1か月ほどの間に立て続けに3連敗。

30代後半でのコンサル未経験転職という背景で、どのようにキャッチアップするか上手く説明できず、パートナークラスの方との最終面接で大苦戦した。

(面接後の不合格通知際のフィードバックでは、これまでの業務経験が豊富であることは評価いただけた、一方でコンサルとしての企画提案力という点は不足している懸念があり、キャッチアップに時間がかかりそうとの評価であった。)

この体験談のご提供者が利用したエージェント

JAC Recruitment
書類対策/面接対策の内容
面接の過去問の内容
ファームとのコネクション
運営会社株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
料金無料

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JAC Recruitment [ジェイ エイ シー リクルートメント]

転職体験談のご提供依頼(謝礼有)

コンサルティングファームや総合商社の中途採用面接を受けられた方に転職体験談の提供依頼をしています

謝礼(500円から2000円)を用意しておりますのでぜひ、ご協力をお願いできないでしょうか

ご協力いただける方は次のページからご回答をお願いします。

解説:Big4、アクセンチュアのその他情報について

・Big4やアクセンチュアの給料や組織についての紹介

・その他転職体験談

・Youtube:みながわRチャンネル

コンサル転職、コンサルに必要なスキル等について情報を発信しています

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